書籍・雑誌

中央線で猫とぼく@北尾トロ

中央線沿線出身の猫好き人間としては、読まずにはおられない一冊。
助けられなかったあの猫、通り過ぎたあの猫……記憶の中の猫が行列つくってくるよ。
諦めたこと、じくじく後悔してること、全部ひっくるめて、今そばにいる【悪】猫につながっているわけで。
北尾トロさんを通り過ぎていった猫たちも、個性さまざま、背景いろいろ。
猫好きならば、一読を。

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今週のスピリッツ

雑誌はすべて袋詰め(つまり立ち読みされてない)で売っている書店で
毎週買っているのだけど、
今週分を買おうと手にとったら、
ずっっっっっっしりと重い。

表紙もいつもと違うし、
ついつい本屋のおにーさんに、
「これ週刊スピリッツですか?」
と尋ねてしまった。

すげぇよ、コスメとかエコバックとかストッキングとか
嵩張るオマケついてる女性誌みたい。

駅売りはどうなってんだろうと
帰りにキオスクをのぞくつもりだったのに、
すっかり忘れて帰ってきた。

ああ、気になる!
駅売りでもちゃんと、あの厚みで売っていたのか。
雪崩おこしそう。

そして、今週のスピリッツはあまりに重くて
かさばるので、持って帰ることができなかった。
明日読む。

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猫、ただいま留守番中@南里秀子

世の中には、キャットシッターという仕事があるのだと、
初めて知った。
需要あるところに供給あり、
まさに、商売の基本ですね。

なんらかの理由で家をあけなきゃならない時、
仕事や旅行や里帰りとか、
自分の代わりに猫の面倒を見てくれるのが、
このキャットシッターという人たちなのだ。

著者の南里さんは、この仕事を起ち上げてから14年。
本当に猫の身になって、いろいろ考え実行し、
そして、それをまた楽しんでいるのが素晴らしい。

猫との付き合い方は人それぞれだけど、
最低限、これだけは気にしてあげてねということが書いてあるので、
猫飼いは一読しといたほうが良いかも。

うちに来てよかった?
と、【駄】猫と【悪】猫に聞いてみたい。
よくなかったと言われたら、かなり哀しいけどさー。

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廃墟本2@中田薫×中筋純

ライター中田氏とカメラマン中筋氏のコンビによる廃墟本。
他者からも何冊か出ているので、
なんか印象が混ざるのだけど、
今回の作品は更に壮絶なる廃墟美な感じで、
特に写真がヨカヨカでした。

個人的には、アフリカケンネル……が。
友達の家の近所にあったというのが、
ちょっと衝撃。

アフリカケンネル、
数年前にあった、愛犬家連続殺人事件の加害者が
経営していたペットショップだけど、
廃墟になってたとか知らなんだ。

他にも有名事件跡地が廃墟になっていたり
するのだろうか。

すべてを呑込み一切を平等と化す廃墟。
そこで何が行われようと、今はただそこに
在るだけだ。

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魔王@伊坂幸太郎

ある特殊能力を持つ者が、将来、国の滅ぼす指導者を幻視し、
それを阻止するために全力を尽くし、力果てる……

という構造は、どこかで読んだことある!
そう!
スティーブン・キングのアレだアレ。
映画化もされたし、原作を読みながらボロボロ泣いたこともあるのに、
どーしてもタイトルが思い出せない。
なぜか、「ダークハーフ」というタイトルが頭の中をぐるぐると
回るのだが、「ダークハーフ」は作家の話だから、違うから。

そんなこんなで、もやもやする読後感だったが、
続編の「呼吸」を読んで、やられた!

前半はスティーブン・キングの構造と同じだけど、
「呼吸」を付け加えることによって、構造が逆転している。
国を滅ぼす真の魔王は誰なのか?
伊坂作品の中で、一番好きかも。
わかりやすいし。


あ、思い出した!
「デッドライン」だ。
違うっけ?

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生きさせろ!@雨宮処凛

搾取される若者たち……って
どこの国の話かと思いきや、
何を隠そう悲しいことに、
我が愛する日本のことなのである。

戦後最長の好景気って
どこの国の話かと思いきや、
これまた我が国のことだし。

これほどまでに、庶民に実感のない
好景気なぞこれまでにあっただろうか?

生き辛さ系ライターとして活躍してきた
雨宮処凛が辿りついた、
究極の生き辛さの原因とは。

労働問題。

何かおかしい、
これでいいはずがない、
と思ったら、
この本を読むのだ。

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おうちでダイエットキャンプ@しばさきよこは

えええええー、1ヶ月で10キロ減!

この本を見て、ブートキャンプをやろうと
思ったようなもんですが、
この本のように、体重が減ってくれないんですけど。

本を読んで痩せるんなら、
いくらでも読むよなあ。

作者の方は、ブートキャンプ以外にも
食事制限ありウォーキングありです。
努力なくし成功なし。

まさしく。

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萌えるアメリカ@堀淵晴治

はっきりタイトルで損してると思う。
“萌え”
なんてついてるから、てっきり、
アメリカのオタク事情の本かと思ったのに、
それはそれで興味深いが、
実はこの本は、
アメリカにまだアメコミしかなかった時代、
日本のアニメは公開されてたけど、
それだけだった時代に、

日本の漫画をアメリカで売る!

という開拓精神溢れる会社の物語だ。
ある意味、ビジネス本とも言えるけど、
このタイトルじゃビジネスマンは手に取らないと思うぞ。

異文化コミュニケーション。
異なる文化の軋轢とそれを越えた出会い。
会社成立から軌道に載せるまで、
会社の代表として活躍した人の著書なので、
迫力があって、かなり面白いです。

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片目の猿@道尾秀介

デビュー作からずっと、
叙述系ミステリを書いている道尾秀介。
著者の巧さは編集の巧さ。

嘘はついてない、読者をだましてはいない、
ただ、書かないだけだ。
視点を他に向けるのが、本当にうまくて、
真実がわかった時には、
やられたと思うしかない。

小説でしか表現できない世界。
本作の映像化はまず無理だろう。
言葉のマジシャン。

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風に吹かれて豆腐屋ジョニー@伊藤信吾

そういえば、数年前からやたらと
変なロゴの豆腐を見かけると思ってたんだけど、
高いから食べたことはなかった。

濃い豆乳から作られた豆腐は、
ほとんどスイーツの世界らしいので、
こんどの給料日は、ぜひとも購入して、
蜂蜜をかけて食してみたいもの。

豆腐界の革命児が書いた、
男前豆腐店誕生秘話。
豆腐は食べたことないけど、
挑戦者的発想は非常に面白かった、です。

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